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axis mishuku 岡林保憲さんの学生時代から現在のキャリアまでをインタビュー

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wasedanavieyecatch_岡林-保憲様

岡林保憲(おかばやし やすのり) 1984年生まれ。早稲田大学スポーツ科学部卒。バイオメカニクス (生体力学) を専攻、学生時代からフィットネスクラブのトレーナーとして活動。 新卒として株式会社ハイパーフィットネスに入社。トレーナー・スタジオプログラム・ 新店開業・店舗開発・マシン輸入等を担当。 グローバルな環境を目指し、株式会社ユニクロに転職。店舗社員から店長を経て本部オンラインストア商売戦略を担当。
​ 2016年3月、グローバルに事業を展開できるトレーナーを目指し独立。 2016年6月にはパーソナルトレーニングジムaxis mishukuをオープン。オープン後わずか3ヶ月でパーソナルトレーナーとして大台の月間100セッション達成。
「痩せる」ことよりも、「健康」を軸とした事業を展開中。 ​趣味はヨガ。自らヨガインストラクター資格取得時にヨガに目覚め、トレーニング指導の中に組み込むとともに、自らも日々鍛錬中。
<保有資格> ​全米ヨガアライアンスRYT200修了 NSCA-CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト) TOEIC 970点

現在の業務内容

スポーツジムの経営をしております。まだ開業して間もないですが、ジムの経営だけでなく、今後はマシンの機器の輸入販売事業も行えるよう準備しています。将来的には、多店舗展開、ジムを開業したい方向けのコンサルティングなどにも取り組んでいきたいと考えています。

大学卒業後の経歴を教えてください   

2007年に卒業し、新卒で株式会社ハイパーフィットネスというベンチャー企業に入社しました。私が入社した際は、まだ設立5年ほどの会社で、そこで5年半キャリアを積ませて頂きました。当時、1年に1店舗ほどのペースで出店しており、私も2店舗出店を経験しました。現場業務を行いつつ、開業や店舗開発、フィットネスマシンの輸入業務も経験させて頂きました。

しかし、そこで働いていくうちに、フィットネスクラブの、より多くの人を集客し顧客を増やしていくというモデルに対し限界を感じました。さらに、サービス面でも、どうしてもグループでの指導に偏ってしまうところに物足りなさを感じていました。私自身、より個に寄り添ったサービスを提供したいと前々から思っていました。そんな折に、転職を考えるのと同時に、1度独立も考えました。しかし、ベンチャー企業の経験だけでは今後に不安を感じたので、大手企業でも経験を積みたいと考えました。

そこで、幼少時に親の仕事の都合でアメリカに住んでいた経験から得た私の英語のスキルを活かし、グローバルな企業に就職しようと思い、株式会社ユニクロへの転職を決意しました。転職先にユニクロを選択した理由としては、日系企業に行きたかったからです。何がしたいかと考えた時に、日本の企業としてグローバルに戦いたいと思い、グローバルヘッドクォーターが日本にある企業を選びました。

ユニクロは、アパレルでは日本で最大手ですし、柳井社長の本を読み漁りその理念のもと働きたいと思いました。さらに、前職と同じく店舗型ビジネスだったという理由が大きいです。非常に良い環境であること、店舗の運営や店舗開発などの部分は前職と似ており、前職での経験が活かせると思い入社を決めました。

ユニクロでは、3年4ヶ月キャリアを積みました。最初は次世代リーダー候補といういわゆる中途採用の枠で入りました。店舗社員から始め、接客やレジ打ちなど、現場の業務からはじめました。その後店長を1年間経験し、六本木本部にて1年間、オンラインストアの販売戦略や、海外のECサイト立ち上げサポート、本社採用の外国人教育などをしていました。

本部勤務になった際に東京へ戻り、たまたまハイパーフィットネスで働いていた際の後輩が開業したジムを訪れる機会がありました。そこで話を聞くと、非常に魅力的なビジネスモデルで、「ああこういうことをやりたかったんだな、自分はやっぱりこっちなんだな」という印象を強く受けました。ユニクロに傾ける情熱と、フィットネス事業に傾ける情熱を比較すると、その差を強く感じました。ユニクロではどこか表面的な働き方をしてしまっていたことに気付き、一方でフィットネスのことを考えると自分が実現したい事への思いがふつふつと湧いてきて、それならばと一念発起し独立を決めました。

幸い当時の私には、そのためのスキルもそろっていました。自分で店舗開発もでき、マシンも輸入でき、トレーニングを教えることも、人材育成もできる。そう考えた時に、今の自分だったらやれるなと思い、2016年3月パーソナルトレーナーになりました。そして3ヶ月ほど活動し、2016年6月axis mishukuをオープンしました。

なぜ今の職業を選択されましたか? 

大学時代アルバイトをしていた時から、人が自分の身体をうまく使えるようになった時の達成感やうれしさなどを肌で感じ、そこに非常に魅力を感じていました。そして、その魅力を1人でも多くの人に伝えていきたいという強い思いがありました。ユニクロに転職して異業種を経験したからこそ改めて実感し、起業を決断しました。大学の時、研究員になろうと考えたこともありました。バイオメカニクス(生体力学)という学問を専攻していたのですが、非常に理系の頭が必要で、私は文系寄りのタイプなので、そこまで専門的に学ぶ人たちとは少し違うなと思いました。結果的に、私は研究面からでなく、実際に身体を使えるようになることの魅力を直接伝えていきたい、という思いをもとにこの職業を選びました。

 学生時代について   

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 所属されていた学部と学科を教えてください

スポーツ科学部のスポーツ医科学科です。

その学部学科でどのようなことを学ばれていましたか?

実は私は、早稲田大学スポーツ科学部の第1期生です。もともと人間科学部というものがあって、その中のスポーツ科学科はあったのですが、それが独立してスポーツ科学部になりました。私はスポーツ科学部医科学科に所属しており、バイオメカニクス(生体力学)を専攻していました。

勉強内容は、どのように身体が動けば最大限の運動効率を発揮できるのか、運動のパフォーマンスはどのような要因に左右されるのか、といったことを学んでいました。

大学時の前半は、栄養学や生科学を学び、後半になると自由に授業が選べる幅が広がったため、ビジネス系であるスポーツビジネス論やスポーツクラブ運営など、他にも公共事業がどういう風に成り立っているかや、指定者管理者制度についても学んでいました。

どんなサークル・課外活動をしていましたか?   

中学・高校とバスケットボール部に所属していましたが、大学ではアメフト部に入りました。その時アメフト部の何が魅力だったかというと、日本一を目指せる環境だったことです。前年に西と東の王者が対決する甲子園ボウルにも出場していてちょうど強い時期でした。日本一を狙える環境というのはすごく魅力的だなと思い入部しました。しかし、もともとバスケットボールをしていた頃から怪我が多く、より怪我をしやすいアメフトではそれがマイナスに働いてしまいました。当時のその他の要因も重なり、1年半で退部する決断をしました。この経験は今まで部活しか経験していなかった私にとって、自分が何をしたいのか、どうなりたいのか、社会で生きていくためにはどうすればいいのか、といったことを考える良いタイミングでした。ただスポーツは好きだったので、知り合いのつながりで実業団のチームが出場するような大会に出るバスケットボールのチームに入り、卒業まで続けていました。

どんなバイトやインターンをしていましたか?

アルバイトは、アメフト部を退部後、帝国ホテルのフィットネスセンターにて勤務していました。英語も使え、フィットネス関連の仕事であるということで選びました。仕事では、ホスピタリティー精神や帝国ホテルならではのやり方など非常に参考になり良い経験ができました。卒業の半年前まで続けていたので、長く続けられたという点においても良かったと思っています。

最後の半年は、上井草スポーツセンターというフィットネス大手のティップネスが指定管理者として運営している施設で働きました。そこを選んだ理由としては、民間企業がどのように公共施設を運営しているかに関心があったからです。

インターンは探し始めた頃にはもう募集が締め切られており、できませんでした。

学生時代にやっていて良かったと感じること   

最も良かったのは、同じ習性を持った友人と知り合う機会を得たことです。今でも大学の時の友人とよく顔を合わせています。実際に私のジムに通ってくれている方もいます。今でも刺激を与えてくれていますし、そういうつながりを築けたというのは非常に大きかったと思います。

早稲田大学を卒業し、特に感じたのが、同じ考えを持った人たちに囲まれることが出来たことです。例えば、大学では当たり前に話していたことが、外に出ると当たり前ではなかったり、多くの方が異なる価値観を持っていました。大学時代の友人たちの中には、ライフプランナーとして独立していたり、大手IT企業で1国の責任者になったりしています。そういう考え方や趣向が似ている友人と出会えて、そのコネクションが今も生きています。

学生時代にこれやっておけば良かったと感じること   

インターンです。インターンをやるということは、かなり早い段階から意識して行動していなければなりませんが、私はただただ大学生活を送っていただけでした。

もし、インターンできていたとしたら大企業でのインターンが経験したかったです。大企業を知った上でベンチャー企業へ行っていたら、ベンチャー企業と大企業を比較しながら強み、弱みを見て行けたのかなと思います。最初の5年間はずっとベンチャー企業で働いていたので、ベンチャーでの経験が当たり前になってしまい、その当たり前が本当に当たり前なのかというものさしがありませんでした。志望する企業はもちろん、その正反対の企業も経験できると良いと思います。

就活について   

就活中の取り組み方について教えてください   

就活はほとんど失敗していました。内定をもらえたのは、ハイパーフィットネスだけでした。理由としては、自分の気質に原因があったと思っています。気質というのは、私は相手を問わず、なんでも正直に全て話してしまうタイプで、自分がこうだと思った時はそれを言いますし、それを面接でもしていました。エントリーシートでも同じことをしてしまっていて、採用する側から見たときに「こいつなんなんだ」と思って落とされることが多かったと思います。そのため、特に大企業は軒並み落ちてしまい、それこそ早めに動いてインターンなどをしていればもう少し上手く就活できていたのかなと思います。

インターンなどを通じて実際にその企業で働いている方と関わったり、OBOG訪問をし、社会人と関わる機会をもっと持っていればよかったのかなと思います。

ただ、その中でハイパーフィットネスという企業に出会えたことは運が良かったなと思います。自分のやりたいこともでき、会社の雰囲気も良く、店舗を次々と出していた時で、ここしかないと思い親を説得して入社しました。

就活中にやっていて良かったと感じること

単純に自己分析です。いわゆる戦略的なものではなく、本質的な自己分析という意味です。自分はどういう人間か、ということをそもそも論理的に考えて、「こういう企業に入りたいから自分の強みはこう」と考えるのではなく、本来の自分の強みはなんなのかを考えていくことが重要だと思います。

自分がどういう思考をしていて、どういう判断をしているのかを考えて、過去の判断と比べてこういう風に自分の考え方は変わった、だからそこは自分の強みだと考えることです。

私の場合でいうと、スポーツのことばかりやっていたので、よりビジネス的な観点から物事を考えれるようにするためにはどうすればいいのかを考え、とにかくビジネス系の書籍を読み漁ったり、選択していない授業にもぐりまくったりしていました。本質的に物事を考えるという意味での自己分析をするといいと思います。自分を見つめ直して掘り下げて考えることが重要だと思います。   

就活中にこれをやっておけば良かったと感じること

OBOG訪問とインターンです。全くツテもなく、学部の第1期生だったので、OB・OGもいませんでした。就職活動を早めに始めるということも重要だと思います。とにかく自分に正直に就職活動していくことが大事だと思います。

転職活動において成功した理由について

ある一定のビジネススキルが身についた自負があったからです。大手企業でもなんとか太刀打ちできるようなスキルが身についているという感覚がありました。実際にユニクロへ入社してみると、ある程度通用したのでその感覚は正しかったです。ベンチャーで学んだスキルを大企業でも生かして、自分には何ができるのかということを確かめに行きました。また、大企業が規模の経営をどのように実行しているかにも関心があり、そのような観点も持ちながら転職先を探しました。

今の就活生へのメッセージ 

仕事ができるできないに関わらず、考え方とコミュニケーション能力を磨くことが重要だと思います。いかにスキルが優れていても、それが本質的な考えのもとに行われていなければ軸がぶれますし、コミュニケーションを通じて相手に伝えることができなければ役に立ちません。これは私が経験した中で感じたことです。とにかく自分なりの考え方を、自分の基準だけでなく色々な判断基準をもとに構築するのと、それをアウトプットしてコミュニケーション能力を磨いていく、ということは絶対に後々役に立つと思います。面接のための上辺だけのテクニックではなく、もっと深い考え方とコミュニケーション能力を身につけたほうがいいと思います。

考え方を磨くには、とにかく経験をする、色々なものに触れるということが非常に大切です。今は情報が溢れている時代なので調べれば何でも出てきます。しかし、その調べた情報は文字でしかないので、実際に経験した人と文字とで比べると、経験した人のほうが圧倒的に強いです。実際に経験した上で、それを一体自分の中でどう考えて消化したか?とか何かしら結論を導けたか?自分だったらこうしたほうが良かったのではないか?それが本当に正しいのか?そういったことを考え、突き詰めて行くことが必要だと思います。

おまけ
よく利用していた大学の施設・付近の行きつけの店
所沢キャンパス図書館前の机が並んでいるスペース
高田馬場キャンパスではトレーニング室で週2はトレーニングしてました

 

 

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