株式会社D2C中西恭大さんの学生時代から現在のキャリアをインタビュー
中西恭大
早稲田大学商学部を卒業後、株式会社D2Cに入社。広告営業を7年間経験した後、中国事業の立ち上げに参画。趣味は旅行、フットサル。
現在のキャリアについて
現在の事業や業務内容について教えてください
今は上海東方明珠迪尔希文化伝媒有限公司という、D2Cと中国の国営企業が一緒に作った合弁会社に出向して働いています。上海に駐在して、日本のゲームを中心としたコンテンツを中国に展開していくという業務を担当しています。
大学卒業後の経歴は?
早稲田大学商学部を2006年に卒業後、新卒でD2Cに入社しました。広告の営業部に配属され、その後はD2Cの親会社である電通に約7年間出向、常駐して広告営業を担当していました。それからD2Cに戻ってきて今回の事業を行っています。
なぜ今の職業を選択されたのですか?
学生の時から広告業界、主にマーケティング分野に興味があって、就活のときは広告の会社を中心に選考を受けていました。その中でインターネット広告にも興味があり、いくつか受けた中でD2Cと縁があったので入社しました。
学生時代について
どんな科目を専攻されていましたか?
ゼミには所属せずに自由に授業をとっていて、主にマーケティングの科目を専攻していました。もちろん商学部のマーケティング科目も受講していたのですが、それ以外にオープン科目といって学部問わず開催している授業も受けていました。オープン科目では、毎週スポーツに関連する著名人、例えば巨人のオーナーやサッカーのオリンピック代表監督などのゲストを招いて今のスポーツビジネスについて学ぶ事が出来るという授業があって、大学生活4年間の中で1番面白いと感じた授業でした。
どんなサークル・課外活動をしていましたか?
設立して50年くらい経つサッカーサークルに入っていました。大体毎年100人位の規模で活動していて基本的に練習は月、水、金の朝8時からで終わったらそのまま授業に出るという感じで、土日も試合やフットサルをやっていました。
どんなバイトやインターンをしていましたか?
バイトはいくつかやっていて、その中でも長く続けていたのはユニクロとフットサルの審判のバイトをやっていました。ユニクロは平日休日問わずやっていて、フットサルの審判は基本的に土日でした。ユニクロは給料も良く、1日に7、8時間シフトに入ることができるのと、バイトの教育もしっかりしていたので良い経験だったと思っています。
学生時代にやっていて良かったと感じること・惜しいと感じることはなんですか?
良かったと思える事は学生時代に海外に一人旅した事で、これは自分にとって人生の大きなポイントになっています。ヨーロッパ、南米を旅しました。旅費はバイト代と奨学金を最大の金額で借りて工面していました。
就職活動について
就活中の取り組み方について教えてください
大学3年生の1月頃から就職活動の説明会に行き始め、主に広告業界を中心に活動していました。その後、「裁量の大きさ」や、「やりがい」といった点が魅力的で、ベンチャー企業に興味を持つようになり、ベンチャー企業のインターネット広告会社を中心に面接を受けていました。
就活中にやっていて良かったと感じること・惜しいと感じることはなんですか?
やっていて良かったと感じる事は正直あまりないのですが、惜しいと感じた事はゼミに入らなかった事ですね。ゼミに入らなかった分、他の事に時間を使えていたのでそれに対して全然後悔はしてないのですが、面接のときにどのような勉強をしてきたかを答える事が難しかったです。当時は入らなくていいと思っていたのですが、今振り返ると学生時代しか一つの事を深く勉強する機会はなかなか無いと思っていて、そういった意味では入っても良かったかなと思っています。