SHINTA VR宋さんの学生時代から現在のキャリアをインタビュー
SHINTA VR CEO宋知勲 。NTTデータでシステム開発を経験をしたのち、現在はVRに特化したスタートアップを東京とジャカルタで立ち上げている。
現在のキャリアについて
現在の事業と業務内容を教えてください。
VRに特化したスタートアップを2016年1月に立ち上げました。プログラミングや開発経験がない人でも簡単にVRコンテンツをクールに作れて、作ったコンテンツを共有できるようなプラットフォームを開発しています。
大学卒業後の経歴は?
大学卒業後、2010年〜2015年6月までNTTデータ入社。
入社後数年は、システム設計や試験などの開発業務を担当していました。入社後4,5年目はグループリーダーとなり、メンバーの管理や顧客との仕様調整をしていました。
学生時代について
どんな科目を専攻されていましたか?
理工学部のコンピュータネット工学科で情報工学を学んでいました。研究室はプログラミングやネットワークに特化した研究室など様々な研究室がありましたが、僕は自分の興味をもったことを自由にやらせてもらえる研究室に入って、データマイニングや画像処理を研究していました。
どんなサークル・課外活動をしていましたか?
1年目はアイスホッケーに入っていました。そのときに出会った先輩、友人とは今でも仲が良く、たまに飲みに行ったりもします。
2年~3年目は友人とバンド活動をしてました。早稲田祭やライブハウスでライブ活動もしてました。
4年目ではMPIというNPO法人に入っていました。この団体には社会人部と学生部がって学生部に所属しておりました。活動内容は就活生向けにグループディスカッション講座とかESの書き方講座、面接講座等就活支援などです。自分の就職活動経験を活かしていました。
どんなバイトやインターンをしていましたか?
アルバイトは3年間タリーズコーヒーをしていました。
タリーズでは1年に1回全国の店舗のバリスタの腕を競うバリスタコンテストというのがありました。自らそのコンテストに出て、上位入賞もしました。
学生時代にやっていて良かったこと、後悔したことを教えてください
アルバイトを一生懸命やりました。大会に出たのもいい思い出です。
後悔したことはその当時、大企業に入りたいと漠然と思っていて、ベンチャー企業や起業という軸が自分になかったことです。
就職活動について
就職活動の取り組み方を教えてください
企業分析は現場で働く方の声を一番大事にしていました。フットワークが軽いところを生かして、たくさんのOB・OG訪問をしました。志望度の高い会社は、1社当たり約20〜30人と会ってました。アポイントの取り方として知人に紹介してもらったり、OB・OGに直接電話して訪問していました。そのため、実際に入社前後の仕事のイメージのズレは無かったです。
またOB・OG訪問を通じて会社や働く人の雰囲気も知ることができてました。何社か内定をもらいましたが、NTTデータのOBが大変魅力的だったことが最終的な決め手でした。OB・OG訪問していると表面的な情報しか見せない方もいるので、業界でのライバル社の名前を出したり、臆せず聞きにくい質問をすることで情報を引き出してました。また、できるだけネットや本で分かる情報は事前に調べておき、訪問時には、ESを元に模擬面接をして頂く形で訪問していました。
今となって惜しかったと思うことは、当時は人から良く見られたいと思って大企業を軸に就職活動をしていたことです。規模に関わらず色々な会社の人と話していればなあと思ってます。
最後に就活生へのアドバイスをお願いします
就活では学生会館のキャリアセンターがおすすめです。
キャリアセンターの方が面接とかの練習に手伝ってくれたり入社した先輩方のデータが年代ごとにあってそれでOB・OG訪問するために片っ端から連絡していました。
あとは参考にしていた本があって杉浦太郎 絶対内定シリーズが自己分析にすごく役に立ちました。